[HCD-Net認定] 人間中心設計専門家になりました。
この度2017年度のHCD-Net認定の人間中心設計の専門家に認定されました。
人間中心設計とは
日本で唯一の非営利活動法人のHCD-NetというHCDに特化した団体で啓蒙や情報発信を行っておりそこが認定している資格です。
この資格に認定されると一定以上の実績、スキルを保持していることを証明することができます。
言い換えると「ちゃんデザイン思考で考えて正しいUXを設計できる人」ということでしょうか。
HCDはユーザーの視点に立ち以下のプロセスをすばやく回すことで多くのユーザーにとって満足度が高い魅力ある製品・サービス・ソリューションを提供するアプローチができます。
- HCDプロセスの必要性を特定し、その計画を立てる
- 利用状況の理解と明確化(ユーザー調査_行動観察など)
- 仮説をもとに要求事項
- プロトタイプを作成
- 評価検証プロセス
HCDのプロセスは国際規格化(ISO 9241-210)
日本ではJIS規格(JIS Z 8530) で規格化されています。
なぜこの資格に挑戦したか
会社の中で仕事をしてきたわけだけど自分の中にずっとブレずに存在した、人に寄り添ったモノ、コトづくりがしたいということがまずあり、人には中々伝えられる事が出来ません。今の会社にはHCDとつく名の組織もあるようですが取得後にしりました。近々アクセスしてみようと思います。
資格申請までの大変は道のりはまた別の機会に書いていこうと思います。
時を経て表現できることばも変わってきました。
- 機能に裏付けされたデザイン
- コトづくり
- デザイン思考
- 人間中心設計設計(HCD)
デザイン思考をより体系化させ、どうすれば今の会社のモノづくりのプロセスがどうしても納得いかず自分でこのプロセスを4,5年間少しずつ勉強しながら関わっているプロジェクトに組み込んできました。
個人的にはデザイン思考を用いることで作ればモノが売れる時代から、情報および趣向が多様化し何が売れるかわかりにくくモノが売れないこれからの時代にとってユーザーの潜在的なニーズおよび正解に近づく最速のアプローチだと考えています。
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デザイン思考の原点は新価値創出プログラムという研修で出会ったIDEOというデザイン思考の先駆けの会社を知ったのがキッカケでこの考えがこれから時代大事だと確信したと今振り返ると思います。またパタゴニアの日本副社長との出会いもすごく良い刺激でした。利益ではなく社会、地球にとってより良い考え方、アプローチ。遠回りのようで結果みんなが良い関係性を築きあげられる。良い循環が回り続ける。そういうポジティブなフィードバックがかかるイメージ
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会社の中でデザイン思考で検討したいと発言しても当時は見た目だけ意匠系の話に捉えられたりして、キチンと伝わっていないんだろうなということが多々ありました。今でこそソニー、Panasonicなどメジャー所がそこにフォーカスし社長直轄で部署、会社を起こし始めてきていることもあり、言葉は浸透してきたように思います。ちゃんとした信頼のある内容の発言であることを証明する為に資格にチャレンジしたというのも動機の1つです。
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またこの資格を知る前までにやってきた仕事のやり方がいわゆるデザイン思考とかけ離れていないか、どの程度のレベルに達しているのか、足りないことは何かを確認したいというのが今回の動機です。
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資格を知って申し込み期間まで約1ヶ月しかありませんでしたが、もんもんとしていた活動が何かしら証明できそうだという衝動に駆られ時間がとれらか不安でしたがやりきる意思で申し込みを決めました。
結果を受けて
発表は3/末頃に発表でしたので合格通知ならぬ合格メールを待っていたのですが仕事の合間の昼、夜とメールチェックしても何もなく。まだまだたりないところや頑張らないといけないと思うところも複数あったのでなかば諦めかけていましが、なんとなくHCD-Netのホームページを除くと「2017年度 認定HCD専門家・認定HCDスペシャリスト試験 合格者発表」の文字を発見しました。メールも来なかったので宝くじ感覚で番号を上から見ていくと・・・
あれっ受験番号の記載がある!
しかもスペシャリストではなく専門化として認定でした。
最初は疑い何回も見直しましたが紛れもなく記載がありまいた。
これまでの独自で行ってきた考え方やアプローチが間違っていなかったと認められたと思いがしてすごく嬉しかったのと同時に専門家に認定していただいけたことで身が引き締まる想いです。
これからも私の中の強みとして上手に育てて社会に還元していきたいと思います。
※お問い合わせの方はコチラから。
何かお力になれるかもしれません。
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